Topへ

文房具の二回目です。日頃パソコンばかりで字を書く機会がめっきり減ってきているので、筆記用具は意識的にこだわる様にしています。いつも使うのは、万年筆か、鉛筆もしくは繰出し式のシャープペン。ボールペンは嫌いなので使わないようにしています。鉛筆類はまたの機会と言う事にして、今回は万年筆の御紹介。
私はコレクターでは無いので、高価な物は持ってはいませんが、以下の3本に違うインクを入れて使っています。
 
万年筆
先ずは、カトウセイサクショカンパニーのセルロイドの万年筆。ペリカンの黒を入れています。軸の太さ、筆記時の重量の配分が私には丁度良く、書き味もインクの出が良いので良好、軸はセルロイドの茶と黒・白の縞が美しい複雑な表情を造り出しており、セルロイドの香りがほんのりとして一番のお気に入りです。
万年筆
二本目はペリカン。ペン先は有名な研ぎ師さんにBB(極太)からF(細)に削り出してもらいました。インクはエルバンの香り付きインク、ローズレッドを入れています。少し私には軸が細いのと、材質にセルロイドの様な温もりが感じられないので、せっかく研ぎ出して貰ったのにあまり使っていませんでした、、、。勿体無いので、薔薇の香りの付いた赤いインクを入れて、ガラス細工の案をスケッチする際などに使うようにしています。香りはすぐ飛んでしまいますが、描いている時にほのかにただよって来てなかなか良い具合です。色は渋めのバーガンディで目に痛く無く、お気に入りのインクです。
万年筆
最後はレシーフの透明軸。エルバンの忘れな草の青を入れています。カラーインクを入れて楽しもうと遊びで買った万年筆。軸が透明なので、入れているカラーインクの色が見えます。デザインが優先されている為か、キャップを尻にさしての使用は長過ぎ、キャップ無しだと短すぎで、ちょっと中途半端なのが残念です。主役のインクは忘れな草色。名前がいいですね。色も淡いのに薄く無い良い色です。
万年筆は、使い捨てのボールペンの様に手軽では無いのが、逆にいい所です。どのような筆記角度でも同じ様に書けるボールペンとは違い、角度によっては書けなくなってしまいますが、ちゃんと使えば色々なニュアンスが出せます。インクを入れ替えるのも、たまにの事なので楽しい作業です。万年筆などでゆっくりと字を書くようなたおやかな時間は、今のこの必要以上にせわしなく時間の流れている日本でこそ、見直されるべきものだと思う今日この頃です。


この内容に関する御意見・ご感想は、メールにてこちら迄よろしくお願い致します。

このページを閉じる